古民家の話(その2)屋根裏と梁

この家を購入したあとに、二階の奥に扉があることに気がつきました。そこはちょうど玄関の上に当たる場所でした。

玄関から続く土間の天井は、吊天井ですべて塞がれ、半分以上は床が張られて台所になっていました。

二階の奥の扉は、開かずの間! 釘で打ち付けられて固定されていました。それを、恐る恐る開けてみました。ぼやぁ~~っと、屋根裏部屋、階段が見えました。真っ黒にすすけた太い梁もありました。
何が出てくるのか、ワクワクします!
奥の方には、 荷車の車輪らしきものが見えます。

※現在、玄関に飾ってあるものです。

 その後、友人、兄弟の手を借り、屋内の内張り、床板、壁を剥がしていきました。今の店舗部分には、ダイニングキッチン、お風呂などに仕切られていました。これらをダイナミックに撤去していきました。
テレビ番組の大改造ビフォーアフターの様に写真や動画を残しておけばよかったと後悔しています。残念です。

現在の天井の梁と、屋根裏の物置の写真を載せておきます。

土間の天井には、木のまがりを利用して複雑に組み合わされた梁があります。

昔の人の丁寧なお仕事に感心しました。

こもれびの天井と屋根裏のスライドショー

 

 

 

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